突然ですが、システムエンジニアってどんな仕事かご存じでしょうか?
プログラム書く人?なんかITの仕事といえばシステムエンジニアだからITの仕事をする人の総称?
なんとなくITの仕事というイメージで、具体的にどんな仕事をしているのか説明できない人も多いのではないでしょうか。
また、システムエンジニアの仕事を調べてみたけどいまいちイメージがわかないという人もいるかと思います。
本記事ではシステムエンジニアという職種がどんなものなのかを解説します。
システムエンジニアってどんな仕事?
私は未経験からシステムエンジニアとして就職しましたので、経験談多めで書いていきます。
一般的に開発の仕事というのは要件定義→設計→実装→テストという流れで進んでいきますが、これらの全体に関わり、場合によっては顧客とのやり取り、メンバーの管理なども行います。
よく「プログラマー」と混同されやすいのですが、プログラマーは実装に特化した技術を持った人で、システムエンジニアが開発業務の全体に関わるのに対し、プログラマーは実装メインで他はやらないという場合もあります。
未経験で入社すると、どんな流れでシステムエンジニアデビューするの?
未経験だとまずはプログラミング研修から始まることが多いです。研修期間は会社によって異なりますが2か月前後のところが多いかと思います。また、プログラミングはJavaという言語を学ぶことが多いみたいです。私も最初の研修はJavaでした。
では研修後はどんな業務をするのでしょうか?
ここも会社によって異なるので、ここでは一番多いであろう「案件(プロジェクト)」に配属された場合を例として紹介します。
ここでいう案件とは、「~社のシステム改修案件」「自社で開発しているアプリの追加機能実装案件」といった、何かしらのゴールに向けて複数人が携わっているひと固まりの仕事、とイメージしてもらえればと思います。
プロジェクトに配属されると、1メンバーとして仕事をしていくこととなります。
では、案件に配属されるとどんな仕事をするのでしょうか?
案件の進捗具合にもよりますが、開発のフェーズであれば簡単な開発を、テストのフェーズであれば仕様書通りにテストをこなすといった簡単な作業から始まります。
テストのフェーズであれば、テストでNGとなった項目のプログラムを修正するといった仕事もあるかもしれません。
基本的には1メンバーとして詳しい人のサポートを受けながら案件の中で仕事をしていく・・・という感じになりますので、OJTなど現場でのサポートが手厚いことも多いです。
初めての業務に対しては、あまり心配せずともある程度何とかなると思います。
未経験者は最初に知っておいてほしいのですが、
研修で習ったプログラミング言語と全く違う言語の案件に配属されるのはあるあるです。
え、それじゃあ最初の研修って意味ないのでは?と思うかもしれませんが、プログラミングって基礎がわかっていればある程度ほかの言語も応用して対応できるんですよね。
このあたりでプログラミングの向き不向きが顕著に表れてくるのですが、それは別の記事にて詳しく書こうと思います。
デビュー後のキャリアについて
システムエンジニアとしてデビューしてから1~2年は業務をこなしつつプログラミングのスキルを磨いたり、案件の色々なフェーズに関わって少しずつできることを増やしていきます。
色々な業務にかかわっていくうちに、「プログラミングが好きだからもっと勉強したいな」「要件定義書つくるの楽しいからお客さんと会話して要件を固めるところから携わってみたいな」といったやりたいことが見えてくると思います。
システムエンジニアとしてデビュー後、自身のやりたいことに合わせて「プログラマー」「プロジェクトマネージャー」といった職種に分かれていくので、システムエンジニアはIT業界で働くための基礎が詰まっていると思ってもらえればと思います。
システムエンジニアとしてどんな活躍ができるのか、システムエンジニア以外にどんな仕事があるのかは以下のサイトが参考になります。
システムエンジニアの仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介 | システムエンジニアの仕事・なり方・年収・資格を解説 | キャリアガーデン (careergarden.jp)
まとめ
まとめると、システムエンジニアとは
案件の全体に関わり、要件定義からテストまで幅広い業務をこなす職種です。
IT業界で働くための入り口みたいなものですので、ITの仕事に興味がある人は候補に入れてもいい職種かと思います!
コメント